東京国立にある出張訓練WANLOVE代表トレーナー渡辺のコラム集です。
犬と遊ぼう!

以前にもしつこく書いている”遊び”について書いて見ようと思います。
まず皆さんご自分の犬の散歩前(まさに直前!)やご飯前(これも直前!)、または大好きな人に出会った(出会ってしまった!)時の事を想像してみて下さい。
恐らく多くの子は大興奮状態!ひどいと走るは飛び跳ねるは、吠えるはと大騒ぎなんじゃないでしょうか?
多くの方がこの状態を改善したいと思い、また悩んだりされているのではないかと思います。
確かに大はしゃぎしている姿はあまりみっとも良くないものですし、制御しずらい事も確かです。
ただ、1つ言える事はその時犬は”喜んでいる”のです。
パッと見た感じではお世辞にも良いとは言い難いのですが、私はこの状態が出る子は喜びを知っている将来的に有望な子だな〜と見て取ります。
飛び跳ねたり、突っ走ったりの部分だけ消去すれば、あとはこの状態のままでいて欲しいくらいです。
喜んで、はしゃいで、夢中になっていればいるほど、その対象物に対して集中力が高まっているはずですので、ここで何をするとさらに良い事が起こるのか?を判断させるだけで、指示に従い、良く動く名犬が出来上がります。
目の前のワンコがお腹を撫でられるのに最高の喜びを感じるのなら、まずは飛び跳ね、走り回る犬にまず座れの指示を出し、従ったら気が狂う程興奮するようにお腹を撫で回し、かまってあげます。
おやつに夢中ならおやつを渡します。引っ張りっこが大好きなら引っ張らせてあげて良いでしょう。(リードではダメですよ)
ここでポイントはどうせ褒めたり、遊んだりしてあげるなら、中途半端にするよりは、先に書いたように”興奮するように”遊ぶのはポイントですね。
興奮すると言う事は、単純により楽しく、より集中します。
また興奮していてもコマンドに従える良いトレーニングになります。
余計な事(歯を当てる、飛びつく、吠える等)が出たら遊びをただちに止めてしまえば良いだけです。
ほとんどの方がこの犬が楽しそうにはしゃいでいる状態と上手に歩く、またはおとなしく、良い子にしている状態を全くの別モノと考え、いざトレーニング・・・となるとどうしても「良い子にさせよう!上手にやろう!」とし過ぎます。
怒って、叩いてその場限りを無難にやり過ごしてもあまり良い結果は得られません。それよりも全てを”楽しい事”すなわち遊びの延長(歩行も待ても、呼び戻しも全てです!)として捉えさせる事が出来れば、何も困らないはずです。
座れや伏せ、待て、来い等々・・・色々なコマンドがありますが私は割とどうでもいいかな〜(こんな事言うと怒られそうですが・・)と思っています。お手、おかわり等、論外です。
出来なくて良い。という意味ではありません。上記のような事はいつでも、何歳からでも教えられるからです。
本当に難しく、また成り立たせるとこれ以上ない程使えるのが関係性の構築です。オヤツがもらえるから・・とか、褒めてもらえるから・・とかいうものとは全く別の次元に入っていきます。これはおもしろいですよ〜!
この関係性を構築するのに一番手っ取り早いのが”遊び”これです!
興奮も大はしゃぎも、困ったモノでも良い傾向・・・と思って頑張っていって下さいね。

 

2005/02/09

posted by 渡辺元規 | 13:12 | 犬と遊ぼう! | comments(0) | - |
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