東京国立にある出張訓練WANLOVE代表トレーナー渡辺のコラム集です。
犬同士遊ばせちゃいけません?

今朝、昔からトレーニングして頂いてるお客様のお宅にお伺いした際に出たお話です。
お客様が普段いかれる公園での事、それまで頻繁に遊びに来ていたボーダーの子犬がトレーニングを始めた途端、ぱったりと公園に来なくなりました。
不思議に思われたお散歩仲間のお友達が聞いたところ
見て頂いているトレーナーさんに、「犬同士を遊ばせると楽し過ぎて人の言う事を聞かなくなるので遊ばせてはいけない」と言われたので公園に行く事を止めたとの事。
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このトレーナーはどうなんでしょう?
このコラムの初期の頃を熟読された方ならこの「?」の意味、わかりますよね?
まず一つ、他の子と遊んでいようが、なんらか興味を引かれるモノがあろうが、必要とあらば指示を聞けないと困ってしまいますよね?
この点で「楽しすぎると言う事を聞かなくなるから・・」という、臭いものには蓋的な考え方ではあまりにトレーニングのレベルは低い物だと言わざるをえません。
この論理から行くと、ウチで行っている様なパピーパーティはむざむざ犬をダメにしている様なものです。
犬同士を触れ合わせる意味ってなんでしょう?
これはここでも何度も書いている「社会化」させる、すなわち刺激(犬、人、音、車、自転車etc・・・・)に対して慣らさせる事です。
また犬同士のコミュニケーションの取り方を学ばせる絶好の機会です。
まず対象物を”犬”と仮定しましょう。
この対象に対して「苦手」過ぎても「好き」過ぎても、「社会化不足」だと言えます。
この問題を解決するには?
そう!慣れる事です。
いかに苦手でも、大好きでも、毎日毎日見れば、触れ合えば、刺激に対する反応にも変化が起こってきます。
慣れて行く事によって犬に余裕が出てきます。
また過剰に反応してしまう事も無くなっていくでしょう。
ここで刺激の中で何も刺激の無いところと同じ様に指示に従える、また指示に従うと良い事が起こるという事を犬に学習させる事ができ、難しい状況でも上手にやり過ごす事が出来る様になっていきます。
また人もそうですが、出会った時に「こんにちは」も言えないと”失礼な奴だ!挨拶も出来ない”と感じる様に、犬同士も上手にコミュニケーションが取れず、いきなりガウガウ吠えてしまったり、大興奮して飛び乗っていってしまったりすればこれはトラブルを自ら招いている様なものです。
いかに上手に、楽しく学習させるか?はちょっとした人の正しい知識と工夫次第です。
皆さんも臆せず、楽しく社会化させてあげて下さいね。

 

2006/04/18

posted by 渡辺元規 | 13:09 | 犬同士遊ばせちゃいけません? | comments(0) | - |
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