東京国立にある出張訓練WANLOVE代表トレーナー渡辺のコラム集です。
コマンド

皆さん日常的に使われる「コマンド」について書いて見ようと思います。
そもそも「コマンド」(指示)を皆さんどういう風に捉えていらっしゃいますでしょうか?
多くの方が”動作を引き出すための合図”という捉え方をされているのではないでしょうか?
確かに間違いなく、動作を引き出すための合図です。
ただ、このコマンドを通してより犬と深い関係性に入っていくためのコミュニケーション・ツールとしての役割も担っているのです。
コマンドを確実に理解させるという事は犬により正しく物事を伝えるという事です。
例えば、拾い食いをする犬に「どうしてあなたはそんなに余計なモノばかり食べるの?おいしくないでしょう?出しなさい!」などとくどくど言ったところで「なんか怒ってるな」くらいは伝わっても、飼い主さんが本当に伝えたい事は犬には全く理解されません。
例えであげた「拾い食い」を即座に止めさせたければ「イケナイ」、「NO」、または「座れ」といったコマンドがスッと通ればぐちぐちと文句を並べ立てなくとも、すぐに止めさせる事が出来ます。
しかもこの行動(拾い食い)がして欲しくない事だという事は「イケナイ」や「NO」を犬が理解していれば「しちゃいけないんだな」という事が確実に伝わるはずです。
前にあげた例を見て頂いてもわかる様に「コマンド」とは単に動作を引き出すだけでなく「意味を理解させる」ための人と犬との共通言語であるという事です。
言語を統一し、キチンと理解させる事により、皆さんが理想とする「より良い犬との関係性」を構築する事が出来、より親密なコミュニケーションを取る事を可能にしてくれるのです。
皆さんもコミュニケーション・ツールである「コマンド」をしっかり犬に学習させ、より良い関係性の構築を目指して下さい。

 

2006/06/22

posted by 渡辺元規 | 13:08 | コマンド | comments(0) | - |
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