東京国立にある出張訓練WANLOVE代表トレーナー渡辺のコラム集です。
犬は生涯学習

今回は良く言われている「しつけは6カ月まで」の件が聞きたいと言われ、ちょっと書いて見ようかと思います。

まず基本的なところから言えば、犬は生涯学習し続けます。 なので遅い、手遅れ…と簡単には言えません。

また教える〜覚えた、の判断をどこでするか?も大事なポイントです。


「座れ」を例に挙げると室内でトリーツを持った状態で座れの指示を出し、座れることをして「ウチの子は座れが出来る」と判断する方が意外と多いのです。

この事例がレベルが低いとか、良いや悪いの話ではなく、全ての物事は習慣化する。というところがポイントかと思います。

習慣化させるにはどうしてもある期間が必要です。
動作を覚えさせること自体は個体差もありますがすぐに覚えてしまいます。

ただ、必要なところで確実にその動作が出てくるには習慣化させること、反復して習慣化/癖、にする事が重要になります。

子犬を家に迎え入れた瞬間から関係の在り方や日々の積み重ねによる、良きも悪しきもの習慣化が始まって行きます。

しつけの極意は成功する確率を上げ、失敗する確率を下げることにあります。

日々を重ねて行くにつれ、どのように関わり、どのように過ごさせているか?が大きく影響して来ます。

迎え入れた時点では何の習慣も成り立っていませんが、日を重ねればスポンジが水を吸う様に様々な学習が起こって行きます。

2ヶ月、3ヶ月で迎え、真っ白な状態の子犬に良い習慣を積み重ねさせるのと、半年、1年と余計な癖を積み重ねた子犬の悪癖を減少/消滅させ、新たな良い習慣をつけてあげるのでは手間と労力が全く違います。

厄介なのは人側で、今まで積み重ねた子犬との付き合い方を180度転換させるのは余程の意思の強さと意識の変革が必要です。

そう言った意味ではしつけは6カ月説はあながち間違いとは言えず、正確には「早けりゃ早い方が楽」と言う表現がぴったりかと思います。

社会化をさせること、訓育期間(親兄弟とともに過ごす時期)の有無、個体の性格も加味すると個人的には2か月齢〜3か月齢にどのような経験/学習をしたか?は非常に重要な意味を持つと思っています。

社会化だけに焦点を当てればなるべく早く、様々な経験をさせることをお勧めします。

posted by 渡辺元規 | 15:00 | 犬は生涯学習 | comments(0) | - |
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