東京国立にある出張訓練WANLOVE代表トレーナー渡辺のコラム集です。
叱る事について

叱る事について考えてみましょう。
最初のカウンセリングにお伺いさせて頂いた際、皆さん知りたがるのは問題となる行動が起こった際の効率の良い止め方(叱り方)です。
また長年続いている問題行動に対して「叱っているのだけど…」などとお話されたりするのを良く耳にします。
僕が良く勘違いされるのは褒めるトレーニング、遊びを構築して行くトレーニングを行っているので、怒らない/怒ってはいけない と思っている方がいらっしゃる様ですが、僕は「話が聞ける子には」怒ります。厳密には、その動作/行動は違うことを伝えます。イメージは注意に近いかも知れません。
ここで大事なのは「話が聞ける子には言う意味がある」ところです。
いくら注意しようが、叱ろうが、興奮してしまっていたり、逆に極端に萎縮してしまっていたりしていてはいくら大声を張り上げても意味がありません。
また話を聞く耳を持たない子を叱る事に意味はないのです。
まずは話を聞く耳、人に集中が向く為のスイッチを作成しなければなりません。
室内の慣れた、落ち着いた空間から始まり、室外のあらゆるシチュエーションに場所を広げながら、人の指示を聞きながら遊ぶ遊びの成り立つ範囲を広げて行きます。
座れ と言って座るのと、いけない と言ってして欲しくない動作を止めるのは非常に似ています。
話が聞こえているのです。
段々遊びを派手にしながら、興奮していても話を聞ける様に意識して持って行きます。
この下地になる話を聞ける力を養っておかないと言う事が全て無意味になってしまいます。
褒める事も全く同じ。
褒める事が伝わっていないとしたら全く無駄かも知れないのです。
皆さんも一つ一つの確実性を増しながら話の聞ける犬育てを楽しみましょう。

posted by 渡辺元規 | 15:09 | 叱る事について | comments(0) | - |
Search this site