東京国立にある出張訓練WANLOVE代表トレーナー渡辺のコラム集です。
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犬を育てるという事

みなさんは犬を育て始める時、まず何を考えるでしょうか?
吠えない様に、咬まない様に、フレンドリーで、人懐こく…様々な思いで犬育てに取り組んで行くと思います。
また、上手に関係性を構築…や、より自分達の話が聞けて…

これらを成り立たせる最良の方法は構わない事だと僕は考えます。

多くの人は愛情を注げば、注ぐ程、この愛情を汲み取ってくれ、犬が報いてくれる。と考えたりします。
しかし、多くはこの愛情に反比例し、要求ばかりが増加して行きます。
また人への注目も少なくなり、あまり話も聞かなくなります。
何故でしょうか?

まず人が犬に注目し続ける事により、犬が人を気にする必要性がなくなります。だって父ちゃんも母ちゃんもずっと見ててくれるから、犬が注目しなきゃ行けない理由なんて何処にも無いからです。

また与えられ過ぎると必ず飽きます。
いくら好きでも四六時中構ってくれ、遊んでくれ、要求を飲んでくれるとしたらお腹いっぱいですし、本当に必要な時にこちらを振り向かせる事は極めて難しくなってきます。

また構われないと居られなくなる。という弊害も起こって来ます。
放っておかれるのは辛いので吠えてアピールしたり、イタズラをして何とか気を引こうとしたり、簡単に留守番が苦手になったりします

どうしたら良好な関係性/生活習慣を定着させられるのでしょうか?

まずは構われない事が当たり前である状態を狙います。
人が食事をしていても、友人が来宅しても、子供達が大騒ぎしていても、外出しても、落ち着いてぼさっと寝ている状態を想像して下さい。
室内でフリーの状態でのコレが難しければ最初はサークルやクレートを活用します。
子犬なら特にこれを意識すべきで、サークル越しに落ち着いていられなければ、フリーで過ごさせる事はまだまだ先の話です。

この事が何故関係性〜や、話を聞ける〜に結びつくのか?
犬はたまに起こる良い事は強烈に学習します。
落ち着いて大人しくしている時に触ってもらったり、遊んでもらったり、散歩に連れ出してもらったり、フードが出て来たりすると落ち着いて過ごす意味があります。

また普段構われない事により、構われる時の喜びは倍増します。
この特に何をするか?によって学習効率も飛躍的にアップしますし、何事も習慣化する生き物ですので、これが積み重なると良い習慣を簡単に定着させる事が出来ます。
ただし、この構わない事程難しい事はありません。
だってみなさん構いたい、遊びたい、可愛がりたいと思って犬を飼いはじめるはずですから。
この構わない事を成り立たせる事が出来れば犬育ての大半は上手く行った様なものです。

もう一つ、意識したい問題は犬の社会化、刺激に慣らす作業ですが、こちらは次回に。

posted by 渡辺元規 | 15:29 | 犬を育てるという事 | comments(0) | - |
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